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太ももの横張りを解消したい!きれいな脚になる方法と原因5選を紹介

太ももの横張りは、下半身が太って見えてしまいます。きれいな脚になるストレッチなどの方法を解説していきます!

ダイエットをしてもどうしても下半身が痩せない、下半身が太って見えてしまうという人もいるのではないでしょうか。もしかしたら、大転子部分の出っ張りのせいという可能性があります。
大転子が出っ張ってしまうと太もも部分が横に向かって張り出し、太って見えてしまうことがあります。
今回は、大転子部分が出っ張ってしまう原因と、厄介な出っ張りを解消するストレッチなどの方法を厳選してご紹介します。

太ももの横張りは“大転子”

大転子はどこにある?

大転子は、ちょうど股関節の横にある少し出っ張っている骨のことです。
太もも付け根・骨盤の下らへんにあり、太ももの外側を指で押してみたときに触れることができる骨が大転子になります。この“大転子”は大腿骨の一部に当たり、股関節を形成しているところの外側部分にあります。

大転子が出っ張っているとどうなる?

大転子が外側に開いていると、骨盤・お尻が大きく見えてしまいます。
更に、脚の全体が太く見えてしまう原因にもなります。特に、タイトスカートやスキニーパンツのような脚のラインがそのまま出る洋服を着たときに横幅が目立ち太って見える原因になります。

ダイエットやトレーニングをして痩せようとしても、この大転子が出っ張っていることで周りにある筋肉を使うことが困難なため痩せにくくなってしまっています。その結果、ダイエットやトレーニングをしているにも関わらず下半身痩せに繋げることができず、脚のラインがスマートに見えない状態になります。

太ももの横張り 原因5選

では、どうして大転子は出っ張っている人・出っ張っていない人に分かれるのでしょう。大転子が出っ張りやすい原因を解説いたします。

1、骨盤が歪んでいる

骨盤が歪んでいると、外ももの骨も自然とズレていき、前述した大転子が外側に向かって出っ張っていってしまいます。
本来、太ももの部分にある骨は骨盤にしっかりとハマっています。しかし、骨盤の歪みが原因で太ももの骨がずれることで、連結部分が緩みやすくなってしまいます。そうなると、どんどん大転子が外側に向かって広がっていってしまい、目立つようになるのです。

特に、女性に多い反り腰の人は、その姿勢が原因でお尻についている筋肉に力が入りにくくなるため、骨盤だけではなく背骨までもが歪んできます。そして、骨盤の横幅がどんどん外に広がっていってしまうのです。
他にも、脚を組む癖がある人、両脚が均等ではなく片足に重心をかけて立つ癖のある人も、骨盤が歪む原因になるので気を付けましょう。

2、骨盤周りの筋力の低下

筋肉の働きには、姿勢を維持したり、内臓を支えたりするなどがあります。
他にも、筋肉は骨を支える役割をしています。そのため、骨を支えている筋肉を整えることで、骨格を整えることができます。

大転子は、股関節を外に回旋(外旋)すると引っ込めることができます。このために使う筋肉は、『深層外旋六筋』というお尻の深層部にある筋肉です。この筋肉は、骨盤の中心部にある仙骨と大転子を結んでいます。

この深層外旋六筋がしっかり収縮することができれば股関節が外に開き、大転子が自然と中に入る状態になります。逆に、この筋肉をしっかり使うことができていないと自然と内股になりやすくなってしまい、その結果、大転子が出っ張ってしまうのです。

3、日常生活で姿勢が悪い状態を続けている

反り腰や猫背など、日常生活をしていく上で姿勢が悪い状態が続くと、骨盤が歪むなど良くない影響が出てしまいます。
例えば、スウェイバック姿勢と呼ばれている、お腹を前に突き出している姿勢があります。この姿勢は、前ももの筋肉を使って体を支えるため、お尻部分の筋肉をあまり使わなくなってしまいます。
大転子を引っ込めるためには、お尻にある深層外旋六筋という筋肉が重要。お尻の筋肉を上手に使うことができないと、深層外旋六筋も使えるようにならないので、お尻の筋肉を積極的に使うようにしましょう。

椅子に座る際に脚を組む、脚を崩して横座りをすることも、大転子が出っ張る原因になっています。普段から正しい姿勢を心がけ、立ち姿勢や歩き姿勢を整えることが結果的に綺麗な脚になるコツといえるでしょう。

4、内股になる癖がついている

内股の姿勢は、骨盤が前に傾いた状態になっています。
この前傾姿勢は、体をキープするときに使う筋肉は前ももになるので、お尻の筋肉が使われなくなり、その結果さらに内股が強くなることで大転子が出っ張ってしまう原因になります。

内股は、大腿骨(太ももの骨)が内側に向かってねじれている状態になり、少しずつ大転子が外側に出てきてしまいます。股関節の位置がしっかりと正常な場所であるのであれば、大転子の部分はお尻の筋肉に覆われることになるので見えなくなります。
ですので、内股になってしまう癖がある人は、内股の歪みを正しく整えるとともに、お尻の筋肉を鍛えて内股が悪化してしまわないようにすることも大切になっていくのです。

5、遺伝により生まれたときから出っ張っている

大転子が出っ張る原因は、主に生活習慣によるものが多いです。
しかし、それだけではなく、遺伝が原因となっている可能性もあるのです。子どもの頃は、まだ骨盤が歪んでいない時期になりますので、万が一その頃から大転子が出っ張っているのがわかるようであるならば、それは遺伝の可能性が考えられます。

他にも、子どもが親を真似することによって起きるケースがあります。
親が知らず知らずのうちに大転子が広がりやすい歩き方の癖がついている場合、子どもに真似をされることによって子どもも大転子が広がる歩き方をしてしまうことがあります。

その結果、生活習慣による大転子の出っ張りに繋がっていってしまうことが考えられます。
骨盤の開きや大転子の出っ張りは、筋肉の使い方の改善や、生活習慣を改善することで、悪化を防ぐことができます。骨盤の角度が崩れているときは、骨盤を中央に引き寄せるために使う筋肉の部分が衰えていることが考えられます。
そのため、座る・立つ・歩くときなどの姿勢を日ごろから意識して整えることが大切になっていくのです。

太ももの横張りを改善する方法

では、大転子の出っ張りをできるだけ早く改善したいと考えている方のために、3つの方法を紹介していきたいと思います。

ストレッチをする

骨盤の歪みには、筋肉トレが有効になっていきますが、まずその前に固まってしまった筋肉をほぐしていくことからはじめましょう。
外ももの筋トレをする前に使える前屈のストレッチと、内側にねじれてしまった股関節を緩和していくお尻周りの簡単ストレッチを紹介していきますのでぜひ試してみてくださいね。

≪前屈ストレッチ≫
・床に座って足の裏同士を合わせます。そのまま両手で足先を掴み、ゆっくりと体に引き寄せていきましょう。
・ゆっくりと息を吐きながら、上半身を前に倒していきます。
・背筋がまっすぐと伸びていることを感じる場所で、15秒キープしましょう。このとき、息を止めずに伸ばしましょう。

≪お尻周りに効くストレッチ≫
・両脚を伸ばし長座の状態で座ります。
・右脚を軽く曲げて、左脚の上に重ねるようにのせましょう。
・右膝を抱え、胸に引き寄せていき、そのまま背筋を伸ばした状態で15秒キープします。このとき、右のお尻がしっかりと伸びていることを確認しましょう。

反対側も同様に行っていきます。

エクササイズで正しい位置に収める

お尻の周りの筋肉をストレッチによりほぐすことができたら、次は骨盤の歪みを改善していくエクササイズをしましょう。
外ももの大転子を引っ込めるためには、前述したように深層外旋六筋の部位を鍛えていく必要があります。この部位を鍛えるために有効なエクササイズを紹介いたします。

≪クラムシェル≫
・両膝を、くの字になるように曲げた状態で横向きに寝転びます。このとき、上側になっている腕は、大転子部分の少し上の方に置きましょう。
・足先を付けたまま膝だけを離すように開いていきます。太ももの筋肉には力を入れないようにし、お尻の筋力だけで上がるところまでゆっくり上げていき、5秒間キープしていきます。
このとき呼吸は止めないようにしましょう。
・上げていた脚をゆっくりと戻していき、両脚の膝をつけた元の姿勢に戻します。

このエクササイズでは、太ももの力をできるだけ使わないことがポイントです。お尻の筋肉だけを使いながら膝を上げるように行います。足を高く上げることが目的のトレーニングではないため、膝を開いていく幅は徐々に広げるイメージで大丈夫です。

プロのパーソナルトレーナーに相談する

骨盤の広がりや歪みが気になる方は、コタロージムの体験レッスンをおすすめします!
ウエストを引き締める効果や、ポッコリお腹の改善、ヒップアップ効果なども期待できるようになるでしょう。反り腰を改善することができれば、太もも部分のダイエットにも影響していきます。

さらに、カウンセリングと骨格の評価を丁寧に行うため、様々な症状を引き起こしている根本的な原因を見つけます。体験レッスン後には、骨盤が歪まないような生活習慣を行っていくためのアドバイスができるのも専門家ならではのメリットでしょう。

まとめ

太ももの横張りに関する原因は、姿勢や骨盤の歪みが関係していることがおわかりいただけたでしょうか。
歪みを改善してきれいな脚を目指すためには、まずは自分でできることから徐々に始めてみましょう。ストレッチやエクササイズを試してみてもなかなか成果が得られないというときは、体験レッスンに来てくださいね♪

時間が経つほど歪みがつよくなり、下半身に脂肪がついて痩せにくくなります。きれいな脚から遠ざかってしまう前に、早めの対応を心がけたいですね。