BLOG ブログ

ご飯を玄米にするだけでダイエットになる!成功のポイントを解説

ご飯を玄米にするだけでダイエットになるのをご存知ですか?

巷では様々なダイエット方法が溢れていますが、玄米食がダイエットに効果があるという情報を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実際、玄米食はダイエットを検討している方に色々なメリットがあるのです。

一方で、玄米食に変えたのにも関わらず、効果がなかったという話があります。失敗してしまうのはなぜなのか、成功させるためにはどうすればよいのか、玄米食に関わらず“ダイエットを検討する際に気をつけるポイント”も含めて成功のポイントを解説いたします。

ご飯を玄米食に替える注意点とメリット

ダイエットは栄養不足に注意

ダイエットを行う際、一般的にはまずカロリーの摂取と消費の収支をマイナスになるように調整するという方法が主流ですが、「とにかくカロリーを減らすダイエット」をしてしまうのは注意が必要です。
必要な栄養素が不足することで、栄養バランスの崩れが起こりやすくなり、健康を損なってしまう可能性が高くなります。

そのような栄養不足によって、カラダはこのような不調を訴えるようになることがあります。
・疲れやすい
食事の中でビタミンB群や炭水化物が十分に摂れていないことで、エネルギーの代謝が十分にされずパワー不足になります。また、エネルギー代謝が悪化することで、カラダが冷え、慢性的な冷え性の症状が現れることもあります。

・新陳代謝の悪化
ビタミンB群・ビタミンC、たんぱく質などが体内に不足すると、色々な細胞のターンオーバーの状態が乱れてしまい、本来置き換わらなくてはいけない古い細胞が残り、新しい細胞が生まれなくなってしまいます。

・肌荒れ
肌荒れの原因であるビタミン・ミネラル・たんぱく質などが摂取されないと、肌が慢性的な肌荒れ状態に。
この状態になってしまうと、一般的な肌のケアだけでは修復できなくなってしまうことがあります。

・便秘
バランスのよくないダイエットを行うことにより、食物繊維や水分の摂取が相対的に減ってしまい、便秘に陥ってしまいます。たかが便秘と思われがちですが、便秘から他の疾病に繋がっていくこともあり注意が必要です。

・その他様々な疾患
食事制限によりカリウムや鉄分など様々な栄養素が不足することが考えられます。それが原因で、貧血などの症状が現れることも。女性では生理不順や慢性的なむくみなども起こりやすくなってしまいます。

上記に記載したように、ダイエット中でも必要な栄養素を採ることができないと、少しずつカラダに問題が起こってしまいます。
そうならないよう意識し、バランスよく栄養素を摂取しつつ、カロリーの量も意識していくことが大切になるのです。

ご飯を玄米食にするメリット

玄米食と白米のカロリーと糖質の量を比べてみると、玄米は茶碗一杯で228kcal、糖質51.3g・白米は234kcl、糖質53.4gです。玄米の方がカロリーも糖質もやや低いとはいえ、そこまで大きく差があるというわけではありません。
では、なぜ玄米食ダイエットというものがあり、ダイエットに向いていると言われているのでしょうか。
解説していきたいと思います。


1つめは、ビタミンB1を含んでいる点。
ビタミンB1は糖質の代謝に欠かせない栄養素です。この栄養素が含まれていることで、玄米は白米に比べ糖質がエネルギーに変換されやすくなっています。

2つめは、食物繊維が豊富に含まれていること。
不足しがちな食物繊維を玄米から摂取することができます。これにより便秘を防ぐことができたり、白米と比べて血糖値が急上昇することを防ぐことができたりするので、ダイエットに最適と言われています。

3つめは、ミネラルが豊富に含まれていること。
マグネシウムや鉄分などのミネラルが豊富に含まれていることで、ダイエットをしている際に不足しやすい栄養素を玄米から補うことができるのです。

ここまで紹介したように、とても栄養価が高くダイエットに最適と思われる玄米でも弱点も存在します。
それは、必要なビタミン類であるビタミンA、D、K、B12、Cがあまり含まれていないこと。そのため、健康的に痩せるために必要な栄養バランスを整えることを意識する際には、玄米だけではなく、動物性たんぱく質やきのこ類、緑黄色野菜などの野菜など、どの食品もまんべんなくしっかりと摂取するように心がけるようにしましょう。

ご飯を玄米にしても体重が減らないのはなぜ?

玄米ダイエット失敗の原因とは?

玄米食ダイエットは、人によってはとても高い効果が見られます。しかし、余計に体重が増えてしまった、全然体重が減らないといった話も耳にします。
それには、どのような原因があるのでしょうか。

・食べすぎてしまっている
白米から玄米食に変更したことで安心感が芽生え、食事の量を食べ過ぎていたり、スイーツやお菓子などを多く食べてしまったりしていると、摂取カロリーが増えることでダイエットに失敗することがあります。

・玄米に頼りすぎ食事のバランスが崩れている
栄養が豊富といわれる玄米。しかし上記で紹介したように玄米にも足りない栄養素は多いです。
玄米以外もバランスよく食べることができていないと、逆に太ってしまったり、便秘になったり、むくみがみられたりと痩せることができないことがあります。
足りない栄養素はしっかりと普段のおかずから摂取するようにしましょう。

・継続していない
玄米の食感や風味はやや特徴的。食べにくく感じることがある人もいるため、ダイエットの成果を見届ける前にやめてしまうという場合があります。
また玄米食の作成には工程があり、炊く前にもしっかりと吸水させないと美味しく炊くことができないことも。

・しっかりと噛んでいない
玄米食は、意識してよく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激され、結果的に食べる量を少なくすることができるところがメリットとして挙げることができます。ですので、しっかりと噛んでいないと胃腸に負担がかかってしまい、上手に消化吸収をすることができないことがあります。
そうなると、便秘になってしまい、むくみにも繋がり、ダイエット前よりも体重が増えてしまうことがあります。

このような原因から、ダイエットを失敗してしまう可能性があるのです。

体質にあっていない可能性がある

上記にあげたことを実践しても効果が見られない場合、あなたの体質には玄米が合っていないという可能性が考えられます。
玄米を食べたあと、胃腸に不快感はありませんか?そのような場合、下記のことを試してみてください。

・玄米を食べる量を減らす
・水に浸す時間を長くし、しっかり吸水した上で炊くようにする
・意識してよく噛んで食べるようにする
・水分を増やし、おかゆやリゾット状にして食べる
・体調が整うまで玄米食をやめてみる
・発芽玄米を使用するようにしてみる

このような対応を行うことで、あなたのカラダに合った玄米食ダイエットを続けることができるのです。

ご飯を玄米に 食べやすい玄米を選ぶ

柔らかく食べやすい『発芽玄米』

玄米にも様々な種類があります。その中でも、より食べやすい『発芽玄米』は栄養価もアップしているという特徴がありおすすめです。

発芽玄米は玄米を0.5mm~1mmほど発芽させたものです。発芽させることで、1粒1粒がやわらかく、発芽していない玄米よりも食べやすいというメリットが。玄米が硬くておいしくないと感じている方はぜひ試してみてください。

初心者におすすめは『加工玄米』

玄米食ダイエットを無理なく美味しく続けたいという方や、玄米初心者におすすめなのは予め玄米を炊きやすく加工した『加工玄米』というもの。

炊飯器でそのまま炊ける玄米なので、準備なくいつでも美味しい玄米を炊くことができます。栄養価はほどんどそのままな点が、嬉しいポイントです!多少コストが上がってしまいますが、興味のある方は利用してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
紹介してきたように、ダイエットの定番として有名な“玄米ダイエット”ですが、続けるためには少しのコツが必要なことがお分かりいただけたかと思います。
とはいえ、栄養価が豊富で、健康的なダイエットに繋げやすい玄米食ダイエット。
体調の変化に注意しながらにはなりますが、無理せず玄米を取り入れ、健康なカラダを目指してみてくださいね。

他にも、トレーニングやコンディションを整えるブログを書いています。是非、覗いてみてください。

👉ブログはこちら